
月案作成、気づいたら休日まで持ち帰っていませんか?
保育士の仕事は子どもと関わることだけではありません。月案、週案、連絡帳、行事準備……。書類業務に追われて「もっと子どもと向き合いたいのに」と感じている先生も多いと思います。
そんな中で最近増えているのが、ChatGPTなどのAIを使った月案作成です。AIを使えば月案のたたき台を短時間で作れるようになってきました。
でも実際に使ってみると、「なんだかうちのクラスっぽくない」「結局かなり書き直した」となることも多いですよね。
これはAIの性能が低いわけではありません。原因のほとんどは、AIに渡す情報が足りていないことにあります。
AIは先生が渡した情報をもとに文章を作ります。ざっくりした情報しか渡さなければ、返ってくる月案もざっくりしたものになる。逆に、事前に情報を整理しておくだけで、かなり現場に合った月案が出てくるようになります。
この記事では、ChatGPTで月案を作る前に整理しておきたい3つのポイントを紹介します。
ポイント①:クラスの「今の姿」を具体的に整理する
最初に整理すべきは、今の子どもたちの姿です。
ここが曖昧だと、AIは一般論しか書けません。たとえば「2歳児クラスの月案を作って」とだけ伝えると、どこの園でも使えそうな教科書的な内容になりがちです。
でも実際の保育は、クラスごとにまったく違いますよね。だからこそ、AIには「今のクラスのリアル」を伝える必要があります。
具体的には、こんな観点で書き出してみてください。
- 言葉が増えてきて、二語文が出始めている
- 友だちと一緒に遊ぶ姿が増えてきた
- 着替えや片付けを自分でやりたがるようになった
- ごっこ遊びに夢中になっている
- トラブル時に気持ちを言葉で伝えるのがまだ難しい
こうした具体的な情報があるだけで、AIの出力はかなり変わります。「年齢」ではなく「今の姿」を伝えること。ここが最初の重要なポイントです。
ポイント②:今月、何を大事にしたいかを決める
次に大切なのは、「今月、どんな育ちを支えたいか」という先生自身の方針です。
月案は単なる予定表ではなく、「今の子どもたちにどんな経験をしてほしいか」を計画するものです。この方針がないままAIに依頼すると、どうしても無難で一般的な月案になってしまいます。
たとえば、こんなことを考えてみてください。
- 生活リズムを安定させたい
- 友だちとの関わりをもっと広げたい
- 戸外遊びをたくさん楽しんでほしい
- 食への興味を育てたい
- 梅雨時期ならではの自然に触れてほしい
正解はありません。大事なのは、「今月はこれを大切にしたい」という軸を先生自身が持つことです。AIはその軸に沿って、活動案やねらいを具体的に整理してくれます。
ポイント③:気になる子の様子をメモしておく
3つ目は、一人ひとりの子どもの姿です。
月案はクラス全体の計画ですが、実際の保育は目の前の子どもに合わせて動いていますよね。気になる子の様子を情報として少し加えるだけで、AIが出す月案の具体性がぐっと上がります。
たとえば、こんな視点でメモしてみましょう。
- かみつきが増えている
- 新しい環境で不安定になっている
- 最近、自分から挑戦する姿が増えてきた
- 集団に入りづらい様子がある
個人情報への配慮は必要ですが、名前を書く必要はありません。「こういう姿の子がいる」という情報だけでも、AIはかなり具体的な配慮事項や援助の方向性を提案してくれます。
一人ひとりの姿を丁寧に見ること。ここはAIには代替できない、先生だからこそできる部分です。
ChatGPTに渡す情報のテンプレート
3つのポイントを整理できたら、以下の情報とあわせてChatGPTにまとめて渡してみましょう。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| クラスの年齢 | 1歳児 |
| 対象月 | 6月 |
| 子どもの人数 | 18名 |
| 担任の人数 | 3名 |
| 園の保育方針 | 主体性を大切にした保育 |
| 園の環境・特徴 | 園庭あり、自然が多い |
| 地域の特徴 | 山や川が近い |
| 今の子どもの姿 | ポイント①で整理した内容 |
| 今月大切にしたいこと | ポイント②で決めた内容 |
| 気になる子の様子 | ポイント③でメモした内容 |
これだけで、かなり実用的なたたき台が出てきます。月案をゼロから書くのではなく、「AIに下書きを作ってもらい、先生が整える」という流れに変えるだけでも、書類作成の負担は大きく減ります。
ChatGPTで月案を作るときの2つの注意点
AIは便利ですが、使い方で気をつけてほしいことが2つあります。
注意点①:AIの文章をそのまま提出しない
AIが作る文章はきれいですが、どうしても一般論になりやすい傾向があります。そのまま提出するのではなく、「うちのクラスならどうかな?」という視点で必ず調整してください。AIはあくまで下書きを作るツールで、最後に仕上げるのは先生自身です。
注意点②:最後は必ず先生の目で確認する
子どもの小さな変化や空気感は、毎日そばにいる先生にしかわかりません。「この表現、ちょっと違うな」と思ったら、遠慮なく書き直しましょう。AIは便利ですが、保育そのものを代わりにやってくれるわけではありません。
AIを使う目的は「考えなくて済む」ことではない
ここはとても大事なポイントです。
ChatGPTを使う目的は「ラクをすること」だけではありません。むしろ逆で、書類づくりの負担を減らすことで、「今の子どもたちに何が必要かな?」と考える時間を増やす。そこにAIを使う本当の価値があります。
保育で大切なのは、目の前の子どもを見ることです。AIは、その時間を取り戻すための道具として活用するのが理想的な使い方です。
まとめ:ChatGPTで月案を作るコツは「頼む前の情報整理」
月案作成にChatGPTを使うコツは、AIに頼む前に情報を整理することに尽きます。
- クラスの今の姿を具体的に書き出す
— 年齢ではなく、目の前の子どもたちのリアルな発達や生活の様子を伝える - 今月大切にしたいことを決める
— 先生自身が保育の方針・軸を明確にする - 気になる子の様子をメモする
— 一人ひとりの姿を加えて、月案に現場のリアルを反映させる
この3つを準備してからChatGPTに渡すだけで、自分のクラスに合った月案のたたき台がすぐに完成します。

保育士の仕事は本当にやることが多い。だからこそ、AIに任せられる部分は少し任せながら、子どもを見る時間を増やしていきたいですよね。
まずは今月の月案から、試してみてください。コツコツ積み上げましょう。
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