リズムの丘こども園 様(LINE・業務効率化)
アナログなイベント告知・受付
リズムの丘こども園様では、昔から保護者さん参加型のイベントを重視されていました。しかし、LINE導入前のイベント告知は園にポスターを貼るくらいしかできていなかったそうです。
受付もすべて電話で行っていたため、保護者さんにとっては、開園時間内に電話をかけなければならないという不便さがありました。
園側も、電話対応や手作業での名簿作成に多くの手間と時間を要していました。こうしたアナログな業務が、先生方の負担を増やす要因となっていたのです。
劇的な業務効率化と満足度の向上
LINE公式アカウントの導入後、園の業務は劇的に変化しました。
イベントの告知はLINEで行うため、保護者さんは手元のスマートフォンでいつでも情報を確認でき、そのまま申し込みまでLINE一つで完結できます。これにより、保護者さんにとっては、電話が繋がる時間を気にする必要がなくなり、24時間いつでも思い立った時に手続きができるようになりました。
園側も、これまで手作業で行っていた名簿作成が自動化されたことで、事務作業に費やしていた時間を大幅に削減できました。その結果、本来注力したい保育業務や、より魅力的なイベントの企画に集中できるようになったのです。
LINEが、告知から申込、そしてその後の連絡までスムーズに繋げることで、園と保護者さん双方にとって「お互いにいい」ツールとなっていることが分かります。
LINE公式アカウントの最大の魅力は「手軽さ」
根本理事長は、LINE公式アカウントの最大の魅力として「手軽さ」を挙げられています。普段から多くの人が使い慣れているLINEだからこそ、申し込みや利用のハードルが低いのが強みだと感じているそうです。
もし園独自にアプリを作っても、保護者さんや求職者の方にわざわざ登録してもらい、日常的に開いてもらうのはハードルが高いもの。しかし、普段から使い慣れている「LINE」というツールだからこそ、スムーズに利用してもらいやすいのです。
まとめ
リズムの丘こども園様の事例から、LINE公式アカウントが単なる業務効率化ツールではないことがわかります。保護者さんの満足度を高めながら、先生方の負担も減らす。少子化が進む時代だからこそ、「園児を増やすこと」だけではなく、お子さんたちに心から楽しんでもらうことを大切にする園の温かい想いが、デジタルの力を最大限に引き出し、ファンを増やしているのです。
デジタルツールは、あくまで園運営を支える「手段」です。それをどう活用し、どんな想いで園運営に取り組むかによって、保護者さんやお子さん、そして職員さん全員の笑顔に繋がるのだと、改めて感じさせてくれる事例となりました。