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園のInstagramを「負担」から「資産」へと変える3つの運用原則

多くの園が人手不足や園児不足を解消するためInstagramを始めていますが、その結果、業務負担の増加や職員の疲弊を招いてしまっては本末転倒です。

Instagramは、正しく使えば負担を増やすツールではなく、成果を生む資産になります。そのために必要なのは、「なんとなく投稿する」運用から脱却し、明確な戦略を持つことが重要です。

本コラムでは、私たちがこれまで支援してきた中で見えてきた、Instagramを成果につなげる「3つの運用原則」を具体的に解説します。

原則1:投稿のターゲットを明確にする

Instagram運用で最初に見直してほしいのが、「この投稿は、誰に向けたものか?」という視点です。

「とりあえず可愛い写真を投稿する」
「とにかく文字量を増やせば伝わる」

こうした運用は、残念ながら入園を検討している保護者さんや求職者の方には響きません。

Instagramを閲覧するユーザーは、自分に必要な情報だけを探しています。たとえば、保護者さん向けの日常投稿の次に、突然採用情報が並んでいると、ユーザーは「このアカウントは何の情報を発信しているのだろう?」と違和感を感じ、アカウントから離脱してしまうのです。

理想的なのは、アカウント全体で「入園」と「採用」のどちらか一方に軸を置くことです。もし両方発信する場合でも、投稿内容やプロフィール欄で「誰に向けた情報か」を明確に区別する工夫をしましょう。

原則2:伝えたいことと「してほしいアクション」を明確にする

投稿に時間と労力をかけたにもかかわらず、ユーザーにスルーされてしまう最大の原因は、「パッと見て興味を引くメリットが伝わっていない」こと、そして「次の行動が指示されていない」ことです。

① 「映える」より「整える」

Instagramの世界でユーザーに立ち止まってもらうには、まずメリットを伝えることが先決です。

サムネイル(表紙): 必ずタイトル=メリットを入れ、シンプルに見やすく整えましょう
プロフィール欄: 「どんなメリットがある園なのか」を伝えるキャッチコピーを最優先で記載しましょう

ライバルが少ない今、「映える」必要はありません。情報がきちんと整理され、「分かりやすい」「見やすい」と思ってもらうことが、閲覧に繋がる最大の武器となります。

② 最後の「一押し」を忘れない

投稿を最後まで読んでもらえても、「次に何をすればいいのか」が分からなければ、ユーザーは行動しません。

「詳しくは公式LINEにて発信中!」「ホームページの採用情報をご覧ください」など、投稿の最後には必ず「してほしい具体的な行動(CTA)」を記載しましょう。

この最後の一押しがあるかどうかで、Instagram運用の成果は大きく変わります。

原則3:投稿を「止めない」ための仕組みづくり

Instagram運用で最も多い失敗は、「始めたものの、途中で止まってしまうこと」です。忙しさやネタ切れが原因で更新が止まると、放置されたホームページと同じように、園の印象を下げてしまうこともあります。

だからこそ必要なのは、頑張らなくても続く仕組みを作ることです。

① ジャンルの固定(3列統一)

まずは投稿のジャンルを3つ決めましょう。Instagramは3列に投稿が並ぶため、ジャンルを決めると見た目が整い、投稿内容も考えやすくなります。
例:園の日常/イベント情報/子育てに役立つ情報 など

② テンプレート化で時間短縮

投稿の型を決めておけば、作成時間は大幅に削減できます。SINTERASではCanvaなどの無料ツールを推奨しており、早ければ20分ほどで投稿を作成することも可能になります。

③ スケジュールの可視化とストック

「いつ」「何を」投稿するのかを決め、投稿スケジュールを可視化しましょう。また、事前に2〜3週間分のストックを準備しておくことで、忙しい時期があっても安定して投稿することができます。

まとめ

Instagramは、頑張った分だけ成果が出るツールではありません。ポイントを押さえ、仕組みを整えた園だけが、確実に成果を積み上げています。

今回ご紹介した3つの原則は、先生方の負担を増やさずに入園募集や採用につなげるための土台です。

「とりあえず投稿する」運用から、「選ばれる園になるための発信」へ。Instagramを一時的な作業ではなく、園の魅力を伝え続ける資産として、ぜひ活用してみてください。